効率的に学習するテクニック

暗記のテクニック ステップ法とホールド法の暗記術をおすすめする理由

暗記力を高めるテクニックは様々なものがありますが、ステップ法という暗記方法を知っていますか?運動だけでなく勉強においても、力をつけたいならトレーニングすることが肝心です。

何度読んでもすぐ忘れてしまったり、ついこの前勉強したことなのに暗記できていないと、また同じステップを繰り返さなくてはならないので、なかなか勉強効率が上がりません。

 

また、暗記力がないと勉強はできないと思ってしまい、高い目標を立ててもどうせ達成できないだろうというネガティブな考え方になってしまいがち。

 

でも、暗記力も運動と同じく、トレーニングすることによって鍛えることができます。

 

ただ、正しいトレーニング方法を知らないと、いつまでたっても空回りするばかり。少しでも早く暗記の技術を身につけ、暗記の次のステップの勉強時間を確保することができれば、時間を有効活用して勉強できますよね。

今回の記事では、暗記のテクニックとして、ステップ法ホールド法という暗記術をご紹介し、あなたの暗記の技術を高める方法をお伝えしていきます。

暗記のテクニック1 ステップ法とは

 

結論から言ってしまうと、ステップ法とは

進んでは戻るを繰り返す暗記方法。

 

ステップ法は簡単にまとめると、次のようなやり方の暗記方法です。

ステップ法での暗記のし方

  1.  1をじっくり覚える
  2. 1を覚えたら2を覚える
  3. 2が覚えられたら、2つを1つのくくりとして目をつぶって復唱する
  4. 1と2が覚えられたら3を覚え、3が覚えられたら3つを1つのくくりとして目をつぶって復唱する
  5. 最後に声に出し、1度だけ暗記したいことを書く

 

これを繰り返していくと、前に覚えたことと併せて新しいことが覚えられるので、確実に暗記することが可能です。

ポイントはすぐに繰り返すこと。すぐに繰り返すことによって、暗記した情報に触れる時間が長くなり、記憶に定着しやすいというわけです。

 

そのため、1つ覚えたら間を空けず、すぐに次に覚えたことと併せて繰り返して暗記するのがよいでしょう。

ステップ法は、目で読むだけよりも声に出して繰り返すことがポイント。暗記したいことを何度も耳で聞くことができるので、暗記のスピードも上がります。

 

また、人間は五感を使って暗記すると暗記効率が高まると言われていますが、話すことは書くよりも早く、目で見るだけより耳からも情報が入ってくるので、声に出してステップ法で暗記をするのがおすすめです。

暗記したことを短い時間で何度も繰り返すことができれば、それだけ記憶に残りやすくなるでしょう。というのも、時間をかけて暗記しても、前に覚えたことを思い出すことに時間がかかってしまうから。

 

時間をあけないことを意識して、1回でも多く繰り返して暗記していきましょう。大きな声で暗記したいことを声に出す必要はありません。大きな声に出すよりも、ぶつぶつつぶやいた方が早いし疲れないですよね。

1回で全部を覚えようとすると脳も緊張してしまうため、1回で覚えようとすることよりも何度も繰り返すことを意識するのがいいでしょう。

 

この他にも、五感を使う暗記方法として、読む、書く、聞く、想像するといったことにもこのステップ法は応用することが可能です。

3歩進んで2歩下がるを繰り返すステップ法を、自分にあった暗記方法にも応用してみてください。

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暗記のテクニック2 ホールド法とは
~ステップ法と組み合わせると効果的~

 

ステップ法と組み合わせると効果的なのが、ホールド法という暗記方法。この暗記方法は、ビリギャルという映画でも紹介され、話題になりましたね。

ホールド法のやり方はとてもシンプルです。それは、

15秒から30秒かけて何も考えずに覚え、覚えたことを思い出すだけ。

 

記憶には短期記憶長期記憶があり、一時的な記憶である短期記憶を長期記憶に変えていくことで、覚えたことが脳に定着していく仕組みになっています。

なぜ15秒から30秒かけて覚えるのかというと、脳の作業記憶は15秒から30秒しか持続せず、15秒から30秒というのは、短期記憶が長期記憶に変わるのに必要な時間だから。

 

この、じっくり覚えて思い出すホールド法と、何度も声に出して繰り返すステップ法を組み合わせれば、暗記したことを脳に定着させるのに、最も簡単で確実な方法と言えます。

ホールド法についてはこちらの記事でも紹介しているので、読んでみてくださいね。
短時間の集中暗記術 ホールド法で効率よく暗記する方法とその効果

おすすめの暗記方法4ステップ

 

ステップ法とホールド法以外にも、暗記のテクニックは様々なものがありますが、暗記をする上で意識するべきことを4つのポイントに絞ってまとめてみました。

 

  1. 覚えたことを思い出すことを意識する
  2. 何度も繰り返す
  3. 五感を使って効率的に暗記する
  4. 暗記に効果的な時間を知る(寝る前と起きた後がおすすめ)

 

他にも暗記のテクニックはありますが、この基本の4ステップを意識するだけで、暗記にかける時間を減らすことができるでしょう。

参考:勉強が大の苦手だった私が、国際会議に出れるほどの英語力を手にした秘密を全て話そうと思う

まとめ



























ステップ法とホールド法をおすすめする理由

・おすすめする理由その1 ステップ法は声に出して繰り返す暗記法      ・おすすめする理由その2 ホールド法は覚えたことを思い出す暗記法 ・おすすめする理由その3 2つの方法を組合せると、確実に記憶することができる

 

いかがでしたか?

暗記のテクニックを2つご紹介しましたが、はじめは難しくてもトレーニングすることで暗記力をつけることができます。

暗記の技術を身につけて、効率よく学習計画を立てていきましょう。

 

参考:→忙しい社会人でも1日1時間で合格できる究極の勉強法

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