効率的に学習するテクニック

最短で記憶する覚え方のコツ 暗記が苦手な人が試すべき暗記方法

 

覚え方のコツが分かると、勉強のスピードを一気に加速することが可能です。中には、コツなど当てにせず地道に勉強するほうがいいという人もいるでしょう。

しかし、意識しておかなければいけないのは時間には限りがあるということ。試験までの勉強時間は、永遠にあるわけではありません。

 

もちろん、合格するまでに何年かかってもいいのであれば、コツコツやれることを自分のペースで続けることもできます。

しかし、あなたの目標は、ただ試験に合格することではないですよね?合格したその先にやりたいことがあるから、必死になって勉強して知識を蓄えているはず。

 

試験勉強に時間をかけていては、あなたの夢が叶うのも遅れてしまいます。夢を最短で叶えた方が、充実した人生を送ることができると思いませんか?

今回の記事では、最短で勉強したことを記憶に定着させる覚え方のコツをご紹介していきましょう。

 

覚え方のコツを知る前にやるべきこと

 

結論から言ってしまうと、覚え方のコツを知る前にやるべきことは思い出す力を鍛えること。

そもそも、暗記というのは「覚えること」と「思い出すこと」の2つがバランスよくできるようになって成り立つ力なのです。覚え方のコツを知る前に、思い出す力を鍛えましょう。

 

たくさんの情報を頭に入れることなら、ひたすら読んだり書いたりすればできてしまうかもしれません。しかし、その情報を忘れずに記憶しておくことができるでしょうか。

エビングハウスの忘却曲線からも分かる通り、人間の記憶というのは時間と共に薄れていってしまうのです。

 

勉強したそのときは覚えられたと思っていても、その情報を必要なときに早く思い出すことができなければ、「暗記力がある」とは言えません。知っているだけでは役に立たないのです。

そのために必要なのは、勉強した内容を忘れないように思い出す訓練をすること。つまり、復習をして情報を脳に刷り込むことが必要になってくるのです。

 

ちょっと考えてわからないからといって、すぐに答えを見てはいけません。というのも、答えが分かると脳は満足してしまい、しっかりと記憶することができないから。

始めはゆっくりでいいので、自分の記憶をたどり、どんな内容だったのか、いつ覚えたことなのか、他に関連することは何かなかったかというように、脳をフル回転させて考えましょう。

 

脳は使わなければ衰えてしまいます。思考を巡らせて脳を活性化することで、早く思い出すことができるようになるのです。

何も見ることなく自分の力で思い出すことができるようになれば、勉強した内容を脳に定着させることができるでしょう。試験で役立つのは、「覚える力」ではなく、「思い出す力」なのです。

 

さて、ここからがいよいよ覚え方のコツ!覚えたことを思い出しやすい形で覚える方法をご紹介していきましょう。

覚え方のコツ1:五感を使って覚える

 

思い出しやすい形で覚えるのが覚え方のコツという話をしましたが、一番簡単な方法は五感を使って覚えること。

というのも、感情と一緒に覚えた情報というのは、記憶に残りやすいのです。うれしかったことも悲しかったことも、そのときのことを考えると、鮮明に記憶がよみがえってきたりしますよね?

 

この脳の特性を勉強にも活かせば、効率よく暗記することができるのです。どうせ感情と一緒に覚えるなら、楽しいことがいいでしょう。

というのも、脳を楽しませる方法で覚えると、脳を活性化させるアドレナリンが放出され、記憶する力が高まるから。

 

例えば、文章や歴史の流れなどを覚えるときには、教科書をそのまま覚えるのではなく、お気に入りの曲の替え歌にして覚えると効果的。

インパクトのある方法で覚えた方が、何年たっても記憶に残っているのです。

 

いつも同じ場所、同じ方法で勉強していては、脳に刺激を与えることができません。モチベーションが上がるような勉強方法を探してみましょう。

参考:確実に早く暗記する方法 五感を使って大量の情報を暗記する裏ワザ

覚え方のコツ2:1問1答問題を繰り返す

 

確実に暗記するための覚え方のコツは、繰り返すこと。覚える力は繰り返した回数に比例して高められるものなのです。

繰り返すときにのポイントは、どのような方法で繰り返すのかということ。

 

おすすめの方法は1問1答の問題集を使って勉強すること。というのも、問題集の使い方を工夫すると、何通りかの勉強の仕方ができるから。

具体的な方法としては、問題文を読んでキーワードを答える、キーワードを見てその意味を言えるようにするといったような使い方をします。

 

また、わからない問題は、ある程度考えて答えが分からなければ、先に答えを見てしまいましょう。ポイントは、ただ回答を見るだけなく、しっかり解説を読むこと。

内容を理解してから問題を繰り返し解くことで、答えの丸暗記ではなく内容をしっかりと頭に入れることができるのです。

 

シンプルな問題集だからこそ、いろいろと工夫して使うことができるもの。1冊の問題集を完璧に解けるようにして脳のやる気を引き出し、勉強効率を上げていきましょう。

参考:勉強が大の苦手だった私が、国際会議に出れるほどの英語力を手にした秘密を全て話そうと思う

まとめ


























最短で記憶する覚え方のコツ

・覚え方のコツその1 思い出す力を鍛える ・覚え方のコツその2 五感を使い、インパクトのある方法で覚える ・覚え方のコツその3 一問一答問題集を使い、繰り返して覚える

いかがでしたか?

毎日の積み重ねが大きな力となるのです。あなたの夢を早くつかみ取るためにも、効果的な暗記のコツを実践していきましょう。

参考:→忙しい社会人でも1日1時間で合格できる究極の勉強法

 

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