効率的に学習するテクニック

理解が先?暗記が先? 理解してから覚えるのが忘れない勉強方法?

 

試験で点数を取るには、理解することも暗記することも必要なこと。でも、理解と暗記どちらに力を入れたらいいのか分からない人も多いのではないでしょうか。

いくら時間をかけて勉強していても、点数につながる勉強の仕方をしなければ、時間を無駄にしてしまうだけ。最短で合格するには、勉強のやり方にも工夫が必要なのです。

 

ところで、あなたは勉強するときは、何から勉強を始めますか?実は、何から勉強するかによって、学習のスピードが大きく変わってくるのです。

試験範囲が広かったり、専門性が高い資格試験においては、学習効率を上げなければいくら時間があっても足りません。

 

今回の記事では、「理解すること」と「暗記すること」に注目し、学習効果を実感できる勉強法をご紹介していきましょう。

理解する目的は?暗記する目的は?

 

理解とは、ただ覚えるだけでなく、知っている知識を自分の言葉で説明し、その知識を応用してさまざまな解釈ができること。

一方暗記とは、新しい知識を記憶として蓄積し、記憶した情報をすぐに脳から引き出せるようにしておくことです。

 

結論から言ってしまうと、理解する目的は暗記の量を減らすため、暗記する目的は、答えを思い出せるようになるため。

 

理由が分からないけれど覚えなければならないことは、丸暗記をすることになるので、長く記憶に留めておくことができません。

しかし、理由がしっかり分かっていれば、暗記する量を減らすことができるので、理解力をつけるのは重要な事なのです。

 

一方、何の知識もなければ勉強を進めることはできません。そこで必要となるのが暗記力。少しでも多くの情報を暗記しておくことが、勉強の大前提になるのです。

ポイントはバランスよく理解力と暗記力をつけていくこと。意識するのが、理解だけでも暗記だけでも効率のいい勉強法ではないのです。

 

では、どのような方法で勉強すればいいのか、具体的な方法をご紹介していきましょう。

効率よく理解力と暗記力を高める勉強法

 

毎日続く試験勉強。繰り返すことは勉強の基本ですが、毎日同じ勉強の仕方をしていると、脳も勉強することに飽きてしまいますよね?

脳をやる気にさせるには、好きなことをするのが最も効果のある勉強法。というのも、興味を持っていることに対しては、覚えようとする意欲が自然と湧いてくるものだから。

 

おすすめの勉強法は、暗記や簡単な数学の問題を勉強の始めにやること。なぜなら、短時間でパッとできることに集中して取り組んだ方が、脳を早く勉強モードにすることができるから。

ポイントは、ダラダラ続けるのではなく、きちんと時間を決めて取り組むこと。制限時間があることによって、程よく緊張感をもって勉強することができるので、集中力も高めることができるのです。

 

スピードを意識して何度も繰り返すことで暗記力を高めることができるので、暗記カードや暗記ノートなど、効率よく覚えられるアイテムを利用すると効果的。

脳のウォーミングアップが終わったら、じっくり考える問題に取り組みましょう。集中力が高まっている状態なので、内容をしっかり把握することができ、理解力を高めることができるのです。

 

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理解できないときの対策は?

 

理解しようとしても分からないことは、メモに残す習慣をつけるのが効果的な勉強法。というのも、わからないものをそのままにしていては、力をつけることができないから。

教科書に蛍光ペンでマークしておくこともいいのですが、教科書に書き込んでしまうと、どこができなかったのかを探す時に時間がかかってしまいます。

 

理解できない問題があったら、その問題の内容と、何が分からなかったのかをメモしておくと、効率よく復習することができるのです。

復習するときは、できなかった問題の解き方をしっかり理解するようにすると、記憶を定着させることができるでしょう。

 

また、内容を理解することができたら、すぐに似たような問題を解くことが理解力を高めるコツ。一度できても油断せずに、理解できた直後に似たような問題を解いて慣れておくと、応用力もつけることができるのです。

参考:記憶定着のコツは復習のタイミングがポイント 勉強効率を上げる復習方法

理解力と暗記力の使い分け

 

勉強する時には、理解力や暗記力はどんなときに必要なのかをしっかり考えなければなりません。

結論から言ってしまうと、「定義」は覚えなければなりませんが、「理由」は暗記する必要はありません。

 

数学の問題で例えると、公式を覚えていなければ問題を解くことはできませんよね?また、公式を使ってどのような解き方をしたのかを説明する問題は、自分の言葉で説明することができれば問題は解けてしまうもの。

科目ごとに、どんな問題に理解力と暗記力を求められているのかを分析しておくと、効率よく勉強することができるでしょう。

 

また、理解するのに時間がかかる人は、色んな参考書を使うのではなく、1冊を完璧にする勉強をするのがおすすめ。

 

短時間で暗記したことを繰り返すこと、時間をかけるべきところにはしっかり時間をかけて理解力を高めることが、点数につながる勉強の仕方のなのです。

 

まとめ


























理解力と暗記力をつけるコツ

・理解力と暗記力をつけるコツその1 脳のやる気を引き出す ・理解力と暗記力をつけるコツその2 何がわからなかったのかメモする ・理解力と暗記力をつけるコツその3 どんな問題に理解力や暗記力を使うか考える

いかがでしたか?理解力と暗記力をバランスよく使い分けて、学習効率の上がる勉強の仕方をしていきましょう。

参考:→忙しい社会人でも1日1時間で合格できる究極の勉強法

 

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