同じ人間なのに、なぜ記憶力がいい人と記憶力が悪い人がいるんだろうと考えたことはありませんか?学校や塾で同じように勉強していても、簡単に覚えることができる人っていますよね?
記憶力がいい人と悪い人には、どんな違いがあるのか気になるところ。記憶力が悪いと感じている人は、記憶力がいい人から盗めるものがあれば、盗んで身につけるのが一番です。
記憶力がいい人には、どんな特徴があるのでしょうか。今回の記事では、記憶力がいい人の習慣を分析し、あなたの記憶力を高める方法についてご紹介していきましょう。
「私は頭が悪いし絶対無理!」なんて思わなくても大丈夫。記憶力はトレーニングすれば鍛えることができるのです。
記憶力がいい人の一番の特徴は?
結論から言ってしまうと、記憶力がいい人の一番の特徴は、
人の話を最後までよく聞くということ。
重要な情報が何であるかは、話を全て理解してわかることですよね?人の話をよく聞く人は、覚えるべき情報と覚えなくていい情報の仕訳をうまくすることができるのです。
情報の仕分けがきちんとされると、何を覚えなければならないのかがはっきりします。覚える意思を持って得た情報は、脳が必要な情報と判断するため、結果としてしっかりと脳に記憶することができるでしょう。
記憶力のいい人は、この当たり前のことを当たり前のようにしているだけのこと。人の話を最後までよく聞くというのは簡単なようですが、意外にもこれを当たり前のようにできている人は少ないのです。
あの人は頭がいいから記憶力がいいと言われることがありますが、頭がいいから記憶力がいいのではなく、効率よく記憶するコツを知っているから頭がよくなるのです。
情報を上手く仕分けて覚える事によって記憶力を高めれば、自然と必要な情報を頭から引き出すことができるので、学習効率も上がりますよね?
そのため、話を最後までよく聞く人は記憶力もよく、頭のいい人ということができるでしょう。
記憶力のいい人はよく考える
記憶力のいい人は、話をよく聞き自分の意見を持つことを習慣にしています。というのも、覚えたことと自分の感情が関連付けられ、結果として覚えたことをスムーズに思い出すことができるから。
何かと関連付けて覚えた情報は記憶に残りやすいため、五感を使って覚えると効率よく記憶に残すことができるのです。
これは、法律の条文などの難しい文章を覚える時に使えるテクニックの1つ。長い文章を覚えなければならないからこそ、それに対して自分がどう思ったかを記憶しておくことがポイント。
また、論述試験などの自分の意見を書く試験対策にもなるので、与えられた課題を論理的に考えることは、記憶力を高める上で重要な役割を果たすと言えるでしょう。
また、覚えるべきことを丸暗記するのではなく、誰に説明してもわかってもらえるような言葉に置き換えておくと記憶に残りやすいので、自分の言葉に置き換えて覚える方法はおすすめの勉強法です。
記憶力のいい人は同じ失敗は繰り返さない
人の話をよく聞き、自分の意見を持つことのできる記憶力のいい人は、何が自分に足りていないかを分析することも得意です。
一度間違えた問題は、なぜ間違えたのか、どういう考え方をして間違えたのかを徹底的に解明するため、正解にたどり着くためにどのように考えたかもしっかり記憶しています。
そのため、同じ問題や似たような問題が出てきても解き方を記憶しているので、苦労することなく問題を解くことができるのです。
できないところのみを集中して覚えればいいので、勉強の効率も上がりますよね?記憶力のいい人は、常に学ぼうという姿勢を崩さずに勉強に取り組んでいる人ということができるでしょう。
記憶力のいい人は集中力がある
記憶力がいい人は、短期記憶を長期記憶へと変えるのが得意です。短期的な記憶は、脳が必要な情報と判断しなければ忘れてしまいます。
そのため、覚えやすい形に変換して覚えるのが効率のいい暗記方法なのですが、記憶力のいい人は覚える時に集中して覚えているのが特徴の1つ。
短期記憶は、忘れる前に早く長期記憶にしてしまった方が、他のことを覚える余裕もできますよね?また、知っている情報が増えれば増えるほど、その情報と結びついて多くのことを覚える事ができるもの。
早く定着した記憶にするためには、集中して覚えることがポイントなので、なかなか集中できない人は、集中力を鍛える訓練をすると記憶力アップの効果も期待できるでしょう。
集中力の高め方についてはこちらの記事でも紹介しているので、読んでみてくださいね。
→暗記は集中力が全て! 確実に暗記する為の集中力習得方法を徹底解説
難しい文章が一発で頭に入る速読術
やはり試験勉強は時間との勝負。勉強も効率よく進めなければ、あっという間に試験当日、なんてことになってしまいます。
学習計画を立てても、理解が追い付かなくて計画倒れが続くことってないですか?
もし、理解が遅かったり、時間をうまく使えない悩みを抱えれいるなら、速読力を鍛えることをおすすめします。
速読ができるメリットは、早く読む、早く理解する、そして読んだことを忘れない記憶にできるということ。
早く読めるだけでなく、多くの知識を素早く脳にインプットすることのできるテクニックは、試験に大いに役立つあなたの武器となることでしょう!
忘れない記憶を作る速読方法をこちらでご紹介しておくので、是非読んでみてくださいね。
→【試験に役立つ左脳型速読術】 受験、ビジネスシーン、さらには英語の速読にも具体的に対応する速読法
まとめ
記憶力がいい人の特徴・記憶力がいい人の特徴その1 人の話をよく聞き自分の意見を持つ
・記憶力がいい人の特徴その2 失敗した原因を追究する
・記憶力がいい人の特徴その3 覚える時は集中して覚える
いかがでしたか?
記憶力がいい人が習慣としていることから、学べることも多くあったのではないでしょうか?自分に足りていないところがわかったら、あとは実践するのみ!
記憶力を高めるためのテクニックを、1つずつ身につけていきましょう。