社労士試験合格を目指して勉強を始めたはいいけれど、勉強したことが全然覚えられなくて焦ったりしていませんか？
社労士試験は暗記が中心と言われているように、覚えなければならない量がかなり多いため、暗記に苦労している受験生が多いのも事実。
キャリアアップを目指し、独学で社労士の資格取得を目指している社会人にとっては、学習効率が上がる方法で勉強しないと、いつまでたっても合格することはできません。
周りの友達が食事に行ったり映画を観たりしている時間に、あなたは合格を目指して勉強しているわけですが、それはあなたが選んだ道。
貴重な時間を使って勉強しているわけですから、最短で合格することを目指さなければなりません。そのためには、覚えられないなんて言っている時間はないんです。
前に進むことを止めてしまっては、合格なんて夢のまた夢。毎日コツコツ勉強を続けて、最短で資格取得を目指しませんか？
今回の記事では、時間のない社会人でも独学で社労士試験に合格できる勉強法についてご紹介していきましょう。
覚えられないのは当たり前
効率のいい勉強とは、1回で覚える勉強の仕方ではありません。むしろ、社労士のような専門的な知識を必要とする試験では、なかなか覚えられないのが当たり前。
結論から言ってしまうと、
全てを完璧に覚えようとする勉強方法ではいけないということ。
社労士試験は、法律の条文をはじめ、覚えることが盛りだくさん。そもそも、1回で覚えようとすることが間違いなのです。
というのも、確実に覚えてから先に進むという勉強の仕方では、試験範囲の勉強を全て終えることができないから。
さらに、人間は忘れていく生き物なので、覚えられたと思っていても時間が経つとせっかく覚えた知識も忘れてしまうのです。
「勉強する→忘れる→忘れたところをもう一度復習する」という勉強を繰り返しても、試験範囲の勉強を全て終えることができなければ、勉強効率がいいとは言えませんよね？
社労士試験のように、覚えることが多い試験で優先すべきことはただ一つ。それは、
試験範囲全体に早く目を通すこと。
そのため、テキストを手に取ったら順番に覚えていこうとせず、これから自分はどんな勉強をしていくのかを頭に入れることが最優先。
では、試験範囲全体に早く目を通すには、どのような方法で勉強を進めていけばいいのでしょうか。
社労士試験本番までのスケジュールを立てる
時間が足りなくて全然覚えられないということを防ぐためにも、社労士試験本番までのスケジュールをしっかりと立てておくことが重要です。
社労士試験合格に必要な勉強時間は約1000時間と言われています。そのため、計画的に勉強を進めなければ全て覚えることはできません。
スケジュールを立てるのも、どんな勉強をしていくのかを把握してからの方がいいので、テキストへ一通り目を通してから、学習スケジュールを組んでいくといいでしょう。
スケジュールを立てるときのポイントは、早く理解することを目指して計画を立てること。というのも、理解することができなければ、覚えたことが記憶に残りづらくなってしまうから。
社労士の受験指導で有名な真島伸一郎氏によると、「理解するだけで、 60 ％～ 70 ％記憶できる」とのこと。
参照：https://www.jointnetwork.net/cliant/magazine/list/issue47a.html
そのため、以下のような方法で学習スケジュールを組むと効果的です。
- 得意な科目から勉強する
- 関連のある科目を続けて勉強する
- 苦手な科目は繰り返す時間を多くとる
- 数字の暗記は、試験直前にするようにして、覚えることは早めにまとめておく
得意なものは理解のスピードも速いため、手を止めることなく勉強ができます。さらに、脳に達成感を味わわせると、「やればできる」という意識も高まるため、勉強のモチベーションを上げる効果もあるのです。
また、国民年金と厚生年金など、関連のあるものは続けて勉強するようにすると、共通している部分を併せて確認することができるため、暗記効率を上げることができます。
そして一番時間をかけるべきことは、苦手な科目と細かい数字などの暗記。ここにどれだけの時間を確保できるかがポイントなのです。
では、どのようにして時間を確保すればいいのでしょうか。
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「覚えられない」を克服する時間の作り方
結論から言ってしまうと、「覚えられない」を克服するためには、
読むスピードを上げて早く全体を理解するということ。
もちろん、早く読めば理解ができるという裏ワザはありません。では、なぜ早く読むことが重要なのかわかりますか？
はい。理解力というのは、何度も読めば読むほどつけられる力なのです。遅く読んでも早く読んでも、繰り返すことで理解力をつけられるなら、早く読んだ方が苦手分野にかける時間をたくさん取ることができますよね？
早く読むには集中しなければならないので、速読力と同時に集中力も高めることが可能です。速読力を鍛えるだけで、学習効率が加速すると言えるでしょう。
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まとめ
社労士試験に独学で合格する方法・独学で合格する方法その１ 試験範囲全体を早く把握する
・独学で合格する方法その２ 優先順位を決めてスケジュールを立てる
・独学で合格する方法その３ 繰り返す時間を多く確保する
いかがでしたか？繰り返す時間が多く確保できれば、知識を脳へ定着させることができるのです。使える時間を意識して、学習計画をしっかりと立てていきましょう。
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