効率的に学習するテクニック

暗記に最適な時間は寝る前と起きた後 勉強効率のいい時間帯を知ろう

勉強がはかどる時間帯は人それぞれですが、あなたは夜寝る前の時間朝起きた後の時間をどのように過ごしていますか?どうせ勉強するなら、勉強効率の上がる時間帯に合わせた勉強法を取り入れたいですよね?

試験は暗記が9割」という本がありますが、覚えることの多い資格試験の勉強において、効率よく暗記して暗記に費やす時間を減らし、時間を有効活用するのは大変重要なこと。

 

人間の脳は、夜寝る前や朝起きた後の時間帯に暗記をすると、暗記した内容を効率的に記憶することができる仕組みになっています。

今回の記事では、なぜ寝る前と起きた後が暗記に最適な時間なのかを紐解いていきましょう!

睡眠のメカニズムと暗記効率の上がる時間帯を知る

 

結論からお話しすると、

寝る前と起きた後ほど、暗記に最適な時間帯はない

ということ。

 

暗記効率が上がる時間帯を理解して勉強していくことが、暗記に時間をかけず、効率的に勉強時間を確保する秘訣です。そのためには、まず睡眠のメカニズムを知ることからはじめていきましょう。

暗記と記憶が睡眠に関わりのある理由

睡眠が果たす役割は、暗記したことを定着させる上でとても重要。睡眠にはレム睡ンレム睡眠の2種類があり、これを交互に繰り返して私たちは睡眠をとっています。

 

簡単に説明すると、レム睡眠は浅い睡眠で、記憶の整理と定着が行われる睡眠であるのに対し、ノンレム睡眠というのは深い睡眠で、脳の疲労回復が行われる睡眠。睡眠中には、記憶の整理と脳の休息が交互に行われていることを覚えておきましょう。

暗記を定着させるには、寝る前の時間に記憶する

 

睡眠のメカニズムを知っておくと、レム睡眠に入る寝る前の時間に暗記をすれば、効率よく暗記したことを定着させることがわかります。というのも、暗記科目を集中的に勉強してから眠りに入ると、記憶が定着するレム睡眠中に、直前で暗記したことが記憶されやすいから。

寝る前に本を読むと眠くなることってありますよね?気づいたらそのまま寝ていて、読んでいたことや考えていたことが夢に出てきたことはありませんか?

 

これは、脳が記憶の定着を行うことによって起こる現象なので、勉強にもこの脳の特性を活かし、寝る前の隙間時間は暗記に集中することをおすすめします。

寝る前に暗記をしてから睡眠をとり、起きた後に寝る前に暗記したことを覚えているか確認する。この繰り返しによって、暗記を確実なものにすることが可能です。記憶を定着させるには、6時間以上の睡眠をとるといいでしょう。

暗記のゴールデンタイムは寝る前の30分

 

寝る前の30分は、暗記科目に集中することがおすすめ。というのも、寝る前に一生懸命理解して知識を深追いするような勉強をしてしまうと、アドレナリンが放出されて、なかなか睡眠に入ることができなくなってしまうから。

そのため、寝る前の行動にも注意が必要です。ベッドに入ってから寝る前にスマホを見たり、激しい音楽を聴いたりすると脳が刺激されてしまいまうので、心地よい眠りで暗記効率を上げるためにも、睡眠の質を上げることがポイントです。

 

寝る30分前には暗記科目に集中し、質の良い睡眠で記憶を定着させましょう。

 

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起きた後に暗記したことを確認して記憶を定着させる

 

十分に睡眠をとって起きた朝は、脳が疲労から回復している状態です。寝る前に暗記したことをきちんと思い出すことができれば、記憶が定着していることを確認でき、寝る前の頑張りに達成感を感じることができますよね?

エビングハウスの忘却曲線によると、人は9時間後には覚えたことの65%を忘れてしまいます。起きた後にすぐに復習し、寝る前に暗記した内容を思い出す。これを繰り返すことで、記憶を確実に定着させることができるでしょう。

朝起きた後が暗記するのに最適な時間帯である理由

 

起きた後の脳は、疲労から回復し、情報を吸収しやすい状態にあります。特に起きた後すぐの時間帯は、記憶をつかさどる海馬にとって最も記憶しやすい時間帯。寝る前だけでなく朝起きた後も、暗記するには効果のある時間です。

ポイントは、朝起きてすぐということ。

 

食事をとると脳はリラックス状態となり、ついつい眠たくなってしまいますが、適度な空腹状態の朝起きた後すぐの時間は、暗記するのに最適な時間帯と言うことがができます。

また、早起きをすれば、朝起きた後の時間帯はあなただけのもの。家族の生活音や、テレビの音などの雑音に邪魔されることなく、勉強に集中することができます。朝起きた後の時間帯を有効利用して、集中して暗記に取り組むとよいでしょう。

 

さらに、集中力を高める上で朝起きた後に暗記がおすすめなのは、時間に限りがあるということ。学校や会社に行く前にここまでは勉強しておきたいということがあったとしても、じっくり考えないといけないことを勉強すれば、焦るばかりで集中できませんよね?

暗記は単純作業で深く考えることを必要としないため、限られた時間で勉強しなくてはならない朝の隙間時間は、集中力と勉強効率を高めるためにも、暗記に時間を使うのが効果的でしょう。

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まとめ



























寝る前と起きた後が暗記に効果的な理由

・理由その1 寝る30分前に暗記したことは、レム睡眠中に定着される      ・理由その2 脳が疲労から回復した起きた後は、暗記したい情報を吸収しやすい ・理由その3 朝と夜の隙間時間に集中することで、効率よく暗記できる

 

いかがでしたか。

生活スタイルは人それぞれなので、自分にあった時間帯での暗記を習慣化し、効率よく勉強時間を確保していきましょう。

 

参考:勉強が大の苦手だった私が、国際会議に出れるほどの英語力を手にした秘密を全て話そうと思う

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