英単語をはじめ、難しい用語を暗記カードに書いて覚えたことはありますか?書き方に決まりはないため、白紙のカードに自分なりの方法でカードを作ることができるのが、暗記カードのいいところ。
勉強は暗記することが多いため、時間のない受験生のみなさんは、暗記カードを使って、移動時間に勉強している人も多いのではないでしょうか。
暗記カードの使い方なんて、聞かなくても誰でも知っているじゃない?と思うかもしれませんが、暗記効率を上げるためのテクニックとして、暗記カードの書き方にもコツがあります。
今回の記事では、暗記効率を上げる暗記カードの書き方について、ご紹介していきましょう。
Contents
書き方を工夫して、大きめの暗記カードに書こう
結論から言ってしまうと、暗記カードの書き方のポイントは、
プラスアルファの情報と関連付けて覚える書き方をすること。
単語を覚えるための暗記カードであれば、質問と答えが書かれていればいいじゃないかと思うかもしれませんが、そもそもその考え方では暗記効率は上がりません。
暗記カードのいいところは、自分で問題と答えを作ることができる点。せっかく問題と答えを書くのであれば、そこに暗記をサポートする情報も書いておきたいですよね?
例えば、英単語の暗記カードを作る時、表に日本語、裏に英単語を書くという書き方をすると思いますが、英単語が書かれた面に例文を書いておくと、文章と一緒に英単語を覚えることができます。
例文も書くとなると、ある程度大きめの暗記カードを用意する必要がありますが、名刺サイズ程度の暗記カードであれば、プラスアルファの情報を書いたとしても、問題なく読むことができるでしょう。
いろんな情報が小さいカードに書かれていると、なかなか頭に入ってきませんが、大きめの暗記カードであれば書かれた情報も見やすく、記憶にも残りやすくなります。
また、カードに書く文字も、暗記すべきところは大きめの文字で書くといいでしょう。さらに、例文を頭の中でイメージして覚えるのも効果的。その単語を覚えた時に、こんなイメージをしたな・・・と関連付けて覚える事ができます。
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暗記カードを作る時に意識すべきこと
暗記カードには、覚えられないことのみを書くのがポイント。既に覚えているものをわざわざ書く必要はありません。自分の苦手なことのみを書いて、時間を有効活用することも大切です。
また、暗記カードを作る時間は作成するためだけの時間にせず、作成と同時に暗記する意識を持ちましょう。
せっかく時間をとって作るカードなので、この段階でも暗記することに意識を向けていた方が、情報がインプットされやすくなります。
作成する時は、手を動かしながら音読すると耳からも覚えることができるので、限られた時間に何としても覚えようという意識を持って作っていくとよいでしょう。
書き方のポイントは、自分の字で書くこと
暗記カードの書き方のポイントは、パソコンで入力して作るのではなく、自分の字で書いて作るということ。
書くという動作も暗記効率が上がるため、時間節約のためにパソコンで入力して作ろうとせず、手書きの暗記カードを作りましょう。
また、印刷された活字よりも、自分で書いた文字を見る方が記憶に残りやすいため、自分の字で暗記カードを作るのがおすすめです。
暗記カードは一度にたくさん作ろうとしないこと
暗記カードの書き方に加え、カードを作る時は一度にたくさん作ろうとしないことがポイント。ただし、その日に作ったカードはその日のうちに覚えるという意識を持ちましょう。
一日の最後に覚えられなかったところのみカードに書き、寝る前にカードを見て、苦手なところをを復習するのがおすすめ。
また、寝る前にカードを見ると睡眠中に記憶が整理されるため、暗記効率も上がります。寝る30分前には暗記カードを使って復習しましょう。
暗記カードを作ることが目的になってしまうと、カードを作っただけで満足してしまうので、どんどん使って暗記効率を上げていくことがポイントです。
暗記カードはシャッフルして使うと効果的
暗記カードを使って効率よく暗記するためには、書き方だけでなく使い方も工夫をする必要があります。
通常暗記カードは、リングで一つにまとまっており、カードを何度もめくって繰り返し見て暗記するのが一般的な暗記カードの使い方。
でも、この単純な方法だけでは、暗記カードの利点を最大限に活かすことができません。というのも、同じ順番でしか暗記することをしていないから。
次のような方法で暗記カードを使えば、何通りかの方法で暗記することができます。英単語を例に、暗記カードの使い方の例を挙げてみましょう。
- 表面の日本語を見て裏面の英単語を答える
- 裏面の英単語と例文を見て、表面の日本語の意味を答える
- 綴じてあるリングを外し、シャッフルして順番を入れ替えて覚える
- 何分で1周暗記できたか時間を計る
何度か繰り返したら、時間を計ることがポイント。時間を計ることで、情報を素早くアウトプットする力も鍛えられます。
何度も繰り返して、暗記したことをスムーズにアウトプットできるよう意識して取り組んでみましょう。
まとめ
暗記カードの書き方のポイント・暗記カードの書き方のポイントその1 大きめのカードに書く
・暗記カードの書き方のポイントその2 プラスアルファの情報を書く
・暗記カードの書き方のポイントその3 苦手なことのみを書く
いかがでしたか?
覚えられないことのみを書く暗記カード。暗記カードの枚数は増えない方がいいですよね?テクニックさえ身につければ暗記のスピードも上がります。
暗記のテクニックを身につけて、効率よく勉強していきましょう。
参考:勉強が大の苦手だった私が、国際会議に出れるほどの英語力を手にした秘密を全て話そうと思う