長文を暗記する時、これといった方法もわからず苦労したことはありませんか?弁護士、税理士、弁理士、公務員、不動産鑑定士のような資格試験は、難しい用語や定義を含む長文暗記が必要とされる試験。
また、論文試験においては、与えられた課題に対する自分の考えを書かなければいけないため、課題となるものを正確に理解しておくことが必要です。
長文暗記と聞くだけで、自分にはハードルが高いと思ってしまうかもしれませんが、効率のよい暗記方法を身につければ、長文であっても確実に暗記することができるようになります。
短い文章も長文も、基本の暗記方法は同じです。暗記は単なる技術のため、一度そのコツをつかんでしまえば色々なことに応用することが可能です。
今回の記事では、長文暗記方法として、大量の文章を暗記するコツについてご紹介していきましょう。
Contents
おすすめの長文暗記方法は、一度に覚えないこと
結論から言ってしまうと、長文暗記方法は
一度にたくさん覚えようとしないことがポイント。
長文だと、暗記するのに時間がかかるから何度も読んで覚えようとするかと思いますが、何も意識せずに、ただ何度も同じ文章を暗記しようとしても頭に入ってきません。
というのも、長文を暗記しなければならないということだけでも脳は緊張し、ストレスを感じている状態だから。そこにたくさんの情報を無理やり詰め込もうとしても、更なるストレスを与えるだけなので、なかなか覚えることができません。
長文の暗記方法にはコツがあります。では、どんな方法で長文を暗記していけばいいでしょうか。
暗記したい長文を細かく区切って覚える方法
一度に長い文章を暗記することは不可能です。というのも、読んだだけの情報はほとんど頭に残らないから。そのため、何度も繰り返すことが必要になりますが、まずは全体を把握するために、暗記する文章全体を1回読みましょう。
全体を読むときのポイントは、完璧に覚えようとしないこと。こんなことが書かれているということが分かる程度で大丈夫です。
1回読んだら、声に出してもう一度読んでみましょう。ただ黙読するより音読して声に出した方が、目と耳の両方から情報が入ってきて効率よく暗記できますよね。
また、繰り返すことが大事なのですが、長すぎる文章は短く区切って覚えるのがポイント。例えば、1章というくくりではなく、パラグラフごとに覚えます。パラグラフの中の文章も、細かく区切って覚えるとよいでしょう。
細かく区切った文章が覚えられるようになってきたら、パラグラフの暗記を仕上げていきます。この文章の前にはどんなことが書かれていたのか、次にはどんなことが書かれていたのかと思い出していく方法が効果的。
要するに、
前に覚えた文章を思い出しながら次の文章を覚えていくことが、
長文暗記方法のコツです。
どこで区切ればわからなければ、文章の区切れにペンで線を引き、短い文章をたくさん作っておくと、どこまで覚えられたのかもわかって、効率よく暗記できるでしょう。
長文を五感を使って暗記する方法
暗記を単純作業にしないためにも、五感を使って暗記する方法が効果的です。読む方法は先ほども少し触れましたが、黙読だけでなく声に出して暗記するのがおすすめ。
また、勉強の基本である書いて覚える方法もあなどれません。書くだけだともったいないので、ここでも声に出して読みながら暗記しましょう。覚えられないことがあれば、覚えられないことだけをノートに書いておくと、自分の弱点を知ることができます。
また、長文を一つのストーリーととらえ、妄想しながら覚えると楽しく覚えられますよ。
英文の例を挙げてみると、
This fish tastes so bad / even a cat wouldn’t eat it.
(この魚はひどくまずくて、猫だって食べやしないよ)
という文章を覚える時、まず前半のThis fish tastes so badまでを覚えます。次に、even a cat wouldn’t eat itを覚えた後に、途中で区切らず1文にして声に出して読むのですが、この時に、猫が魚を食べようとしてるのにまずくて食べられない様子を想像してみてください。
ここから次の文が続いている場合、更に文章を頭の中でイメージに置き換え、ストーリ化して覚えると楽しく効果的に覚えられるでしょう。
暗記した長文が思い出せなくても、答えをすぐに見ない
長文暗記は覚える量が多いのが難しいところ。そのため何度も繰り返し書いたり読んだり声に出したりして覚えることが大切ですが、暗記では覚えたことをどれだけ思い出せるかが勝負です。
分からないからといってすぐに答えを見るような暗記の仕方をしていると、脳がこの情報は覚えておく必要がないと判断し、なかなか暗記ができません。
暗記したのはどんな内容だったか、どのようにして覚えたかなどを思い出すトレーニングをしていくことで暗記力を鍛えることができるでしょう。
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長文暗記を克服する裏ワザとは?
あなたは長文暗記のテクニックを身につけることができれば、試験に合格することができると思いますか?
答えはNOです。
論文試験を突破するのに必要なことは、丸暗記した文章を覚えておくことでしょうか?
まず、あなたの勉強の仕方を考えてみてください。「長文問題は時間がかかるから、じっくり取り組もう。」こんな風に考えていませんか?
しかし、勉強の仕方が間違っていれば、いくら時間をかけても覚えるべきことを頭に入れることはできないんです。
もちろん、記憶を定着させるために繰り返したり、テクニックを使うのは重要なこと。でも、試験範囲全てに目を通すためには、もっと意識すべきことがありますよね?
そうです。
あなたが意識すべきことはスピード。
そして、
情報を早く理解すること。
速さだけ意識しても、理解していないことを無理やり頭に詰め込もうとする勉強ほど、辛く苦しいものはありません。
素早く理解する力を身につけるためには、文章を読み解く力を鍛えるのが最も効果的な勉強法なのです。
そして、そのスピードと理解力の両方を鍛えることができるもの。それが
速読力。
早く読むだけの技術と思われがちな速読力ですが、速読とはただ早く読むための技術ではなく、理解のスピードを速める技術でもあるのです。
頭のいい人が自然とできているのが速読。あなたの貴重な時間を無駄にしないためにも、速読力を身につけることで、勉強のスピードを一気に加速することができるでしょう。
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まとめ
長文を効率よく暗記する方法・長文暗記方法その1 一度に全部覚えようとしない
・長文暗記方法その2 長い文章は短く区切り、五感を使って覚える
・長文暗記方法その3 思い出すトレーニングを繰り返し、暗記力を鍛える
いかがでしたか?
長い文章でも、様々なテクニックを組み合わせることによって、効率的に覚えることができます。暗記力はトレーニングすれば鍛えられるもの。暗記の技術を早く身につけ、暗記以外の勉強時間の確保を目指していきましょう!
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