一回見ただけで覚えることができたら、勉強もはかどりますよね。瞬間的な暗記が得意な人は、やはり学習能力も高いと思わざるを得ません。
ところで、シャーロック・ホームズをご存知ですか?一回見ただけで細部まで覚えることができる彼の記憶力は、本を読んだことがある人ならだれでも圧倒されたのではないでしょうか。
瞬間的に記憶する能力を持つ彼の名言に、こんな言葉があります。
君はただ眼で見るだけで、観察ということをしない。見るのと観察するのとでは大違いなんだ。
『ボヘミアの醜聞』(1891年)より
シャーロック・ホームズのように、一回見ただけで瞬間的に記憶する能力を持つ人は、カメラアイと言われ、見ただけで対象を画像としてとらえ、覚えることのできる能力を持っています。
しかし、見ただけで覚えられるカメラアイは先天的なものであり、残念ながら後からカメラアイの能力を習得することはできないとのこと。本当にそうでしょうか。
実際のところ、シャーロック・ホームズが先天的なカメラアイの能力を持っていたかどうかは定かではありませんが、一回見ただけで覚える能力を持つ彼の言葉なら、この言葉の中に瞬間的に記憶するヒントが隠されているかもしれません。
また、12年分の教育をたった5分で習得することができるという、天才的な記憶力を持つイドリズ・ズガイ氏は、トレーニングすることで記憶力を伸ばすことができると言っています。
12年分を5分で覚えるなんて、確実に一回見ただけで覚えていそうですよね?しかも、トレーニングすることで彼のように記憶力を伸ばすことができるのであれば、やらない手はありません。
今回は、この天才的な記憶力を持つ二人から、一回見ただけで覚えられる方法である、瞬間的な記憶術を習得していきましょう。
Contents
イドリズ・ズガイ氏の、見ただけで楽しく覚える方法
イドリズ・ズガイ氏は記憶アスリートとして、世界記憶力大会で活躍する暗記のプロです。
ズガイ氏の提唱する覚え方のトレーニング方法は実にユニークなので、瞬間的に覚える事を意識しなくてもイメージ力を働かせながら楽しく覚えることができるでしょう。
記憶するために脳を楽しませ、見たものを瞬間的にアニメ化する
画像参照元:https://logmi.jp/14618
結論から言うと、ズガイ氏の提唱する記憶術は、
「脳を楽しませて覚える」
という方法。
例えば何の共通点もない2つの絵の組み合わせを覚える時、ズガイ氏は、すべての視覚や触覚などの感覚を使い、楽しく、色鮮やかな3Dアニメーションを作るのだそうです。そして自分でストーリーを考え、想像力を使って絵を動かす。おもしろいですね。
上の段の絵を私なりに覚えてみると、「誰かがドアからカタツムリを投げた~!」と、「フラミンゴがすまし顔でレンガの壁をチラ見して歩いて行った」といった感じでしょうか。
下の段も同じように、象は重い、キリンの首からスキーでジャンプ、へびはおひさまが大好き・・・と言ったように楽しく覚える事がポイントとのこと。
組み合わせが欠けているものは、どんな覚え方をしたかを思い出せばわかりますよね。そしてこれらのイメージを膨らませる時に、私たちは集中して脳にこれは覚えるべきことだと命令しただけ。
これは絵の組み合わせを見ただけで覚える例ですが、、数式や英単語等が書かれた絵を準備すれば、イメージ力を使って簡単楽しくに覚える事ができるはず。
脳が楽しいと感じる状態で覚えるべき情報を集めれば、努力しなくても勝手に記憶されていきます。これを応用すれば、五感を使ってイメージ力を働かせてストーリーを作り、見ただけ、聞いただけ、触っただけで、瞬間的に記憶することができるでしょう。
参考:英単語を確実に暗記できる時間帯 勉強に集中できる時間帯を教えよう
シャーロック・ホームズのように見ただけ覚える秘策
名言からも読み取れる通り、シャーロック・ホームズの記憶力に長けていたのは、ただ見るのではなく、優れた観察力があったからではないでしょうか。
瞬間的に見たものから、いかに多くの情報を得ることができるのかを考えること。そして何としても覚えるという感情が情報とつながり、見ただけで覚えるという能力が身につくと言えるでしょう。
絶対覚えるという意思と集中力が、瞬間的に覚えるコツ
シャーロック・ホームズ的思考で瞬間記憶を習得するには、
「ただ見るのではなく観察する」
と意識すること。
絶対に覚えるんだという意思を持って覚えようとしなければ、脳は情報を記憶してくれいません。なぜなら、見ただけの情報は映像に過ぎず、目的意識をもって見なければ記憶には残らないから。
なぜシャーロックホームズが優れた探偵だったのか。それは、なんとしても事件を解決するという強い意志を持ち、些細なことでも注意深く観察したことで、見ただけで覚えられる記憶力を身につけたからと言っていいでしょう。
一回見ただけの記憶を、何度も思い出して覚える
一回見ただけで覚えるコツをお伝えしてきましたが、それは短期的な記憶でしかないということも忘れてはいけません。というのも、簡単に覚えられたという満足感から、脳に定着せず忘れてしまうこともあるから。
暗記のプロであるズガイ氏でさえ、覚えるためのトレーニングをしています。
関連付けて覚えた記憶は脳内に残りやすいので、覚えたことを脳が完全に忘れてしまう前に、どのような方法で覚えたのかを思い出し、長期的な記憶にするトレーニングをすれば、短期記憶を長期記憶へと変えていくことができるでしょう。
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まとめ
見ただけで覚える瞬間記憶の方法・見ただけで覚えるコツその1 イメージ力を使って楽しく覚える
・見ただけで覚えるコツその2 目的意識を持って対象をよく観察する
・見ただけで覚えるコツその3 何度も繰り返しトレーニングする
いかがでしたか。
イメージ力を働かせるトレーニングをしながら、何としても覚えるんだという意識を持ち続け、見ただけで覚える記憶術を楽しく身につけていきましょう!