働きながら独学で社労士試験合格を目指している人は、強い意志が必要です。というのも、膨大な量の暗記が求められる試験では、モチベーションを保って勉強することが重要だから。
「やっぱり独学で社労士になろうなんて考えは甘かったのか。」「本当にこんなに大量の情報を全て暗記することができるようになるのだろうか。」
社労士を目指して勉強を始めたはいいけれど、何度も挫折しそうになった人は多いのではないでしょうか。
しかし、独学で社労士試験を突破している人たちはいるのです。社労士試験が独学でも突破できる試験というのは、暗記ができれば突破できる試験だから。
独学で合格を目指すには、実際に合格した人たちの勉強方法から学ぶのが一番!
今回の記事では、独学で社労士に合格するための勉強方法についてご紹介していきましょう。
社労士に独学で合格するためにまずやるべきこと
独学で社労士合格を目指すと言っても、テキストを買ってきて片っ端から暗記していく勉強方法は、効率がいいとはいえません。
結論から言ってしまうと、社労士に独学で合格するためにまずやるべきことは、
しっかりとした学習計画を立てること。
しかし、右も左もわからない状態で「学習計画を立てよう」と言われても、何を先に勉強したらいいのかわからないですよね。
社労士試験突破のために必要な勉強時間は、約1000時間と言われています。この1000時間をどう使うかが合否を分けると言っても過言ではありません。
勉強をはじめる時期にもよりますが、試験当日から逆算して、1000時間の勉強時間を確保するには、1日何時間勉強が必要なのか確認しておくといいでしょう。
やるべきことがはっきりとわかっていた方が、効率よく勉強を進められるので、エクセルなどでスケジュール表を作っておくといいですね。
また、スケジュールはできるだけ細かく作った方がいいです。というのも、やるべきことが目に見えた方が安心するから。
勉強が終わったら色付けをして、やるべきことを「視える化」しておくのがおすすめ。やみくもに勉強するよりも、「今日はこれを完璧にする」という目標があった方が勉強が捗るんです。
脳が達成感を感じるとやる気が倍増するため、独学でモチベーションを保って勉強を続けるには、小さな目標をたくさん立てておくといいですよ。
暗記効率が上がれば独学で合格できる
細かく学習計画を立てることができたら、暗記効率を上げるための勉強をしていきましょう。無駄に時間を使わないためにも、暗記のテクニックを最大限に活かすことが必要です。
結論から言ってしまうと、五感を使って暗記することが暗記を極める近道。
理解せずに覚えようとしても、ただの丸暗記になってしまうため、長期間記憶に残しておくことができません。そこで、脳に印象付ける方法で暗記することが求められるのです。
中でもおすすめの暗記方法が音読。声に出してテキストを読むと、目からその情報を読み取ることができるだけでなく、耳からも確認することができますよね?
また、覚えるべきことを紙に書き、トイレや机の横の横の壁に貼っておいたりすると、何を覚えなくてはいけないのかパッと目にすることができます。
暗記というのは、脳に必要な情報と判断させて記憶に定着させること。つまり、脳に必要な情報と判断させるには、何度も繰り返すことが必要なのです。
さらに、制限時間を作って暗記をすると効果的。ダラダラ長い時間をかけたからと言って、完璧に暗記できるわけではありません。
重要なのは「繰り返すこと」なので、短時間で1回でも多く繰して記憶に定着させることを意識して勉強しましょう。
キーワードや条文の暗記
意味のない暗記を繰り返すことほど時間の無駄。キーワードや条文の意味がわからないのにそのまま覚えようとしても、なかなか覚えることはできません。
時間がかかると思っても、わからないことは意味を調べてから覚えた方がいいですね。丸暗記しなければいけない条文も、難しい言葉はやさしい言葉に置き換えてから覚えるといいでしょう。
隙間時間の使い方が社労士試験突破のカギ
暗記に時間がかかる社労士試験ですが、試験を突破するには、暗記する時間をどれだけ確保できるかにかかっています。
それには、隙間時間も1分たりとも無駄にはできません。
暗記カードや暗記ノートなど、隙間時間に使える暗記アイテムは、作り方次第で暗記効率もグッと上がりますが、暗記すべきことを全て書いて作るのではなく、覚えられないことだけを書いてまとめておくといいでしょう。
おすすめの暗記カードの作り方はこちらの記事で紹介しているので、興味のある人は読んでみてくださいね。
→【社労士試験対策】条文暗記にもおすすめな暗記カードの使い方
まとめ
独学で社労士試験を突破する勉強法・独学で試験を突破する方法その1 綿密なスケジュールを立てる
・独学で試験を突破する方法その2 五感を使って暗記する
・独学で試験を突破する方法その3 隙間時間を有効活用する
いかがでしたか?独学で勉強を続けるのは自分との戦い。最大の敵は自分自身なのです。今できることに一極集中し、短期間で合格を目指していきましょう!
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