効率的に学習するテクニック

暗記量に限界はある? 覚える量を減らす勉強は覚えられる量を増やす?

 

暗記量に限界はあるのだろうか?人間は1日でどれくらいの量を暗記することができるのだろうかという疑問を持ったことがある人も多いはず。

時間のかかる暗記は、さっさと終わらせてしまえるものなら終わらせてしまいたいですよね。暗記量に限界がないなら、一気に全部覚えてしまいたいくらいです。

 

暗記力」と「記憶力」という言葉を耳にすることがあると思いますが、同じ覚えることに関する単語なのに、なぜ言い方が違うか考えたことはありますか?

「暗記力」とは、新しいことを覚える力のことを言い、「記憶力」とは、新しく覚えた情報を覚えておく力や思い出す力のことを意味する言葉

 

試験では覚えたことをいかに早く思い出すことができるのかが問われるため、「暗記力」と「記憶力」をバランスよく身につける必要があります。

暗記力も記憶力もバランス良く鍛えていくには、しっかりとした勉強の計画を立てていくことが大切。どちらも磨きをかけて、安定した記憶力を習得していきましょう。

 

今回の記事では、限界を気にせず暗記量を増やす方法をお伝えしていきます。

脳の暗記量に限界はあるのか

 

結論から言ってしまうと、

脳の暗記量に限界はあります!

 

ただし、その記憶の容量は、限りなく大きいということをまず初めにお伝えしておきます。従って、脳が試験のために記憶しておける暗記量には、限界はないということが言えるでしょう。

脳の記憶の容量が大きいといっても、どのくらいの量なのか具体的に数値化しないとピンとこないですよね。

 

人間の記憶の容量は、1ペタバイトと言われています。聞きなれない単位なので他のものに置き換えて説明すると、新聞の量だと100万年分、約2時間の映画のだと、21万本が1ペタバイトという数になるのだそう。

新聞100万年分に比べたら、試験勉強で覚える暗記量はほんのわずかな量に思えてしまいますよね?よって、暗記量の限界を考えて勉強をする必要は、全くないということができます。

 

とはいえ、暗記ができない悩みを抱える人が多いのも事実。確実に暗記できるようになるためには、どんな方法で勉強をすればいいのでしょうか。

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やる気を持てば、暗記量の限界を超えられる

 

興味のないことはすぐに諦めてしまいがちなので、ちょっとやってできないと暗記量に限界を感じてしまい、自分には無理と思ってしまう人も多いはず。

やらされてやる暗記では、暗記量を増やすことはできません。というのも、脳が刺激を受けて活性化されなければ、記憶力や集中力を上げられないから。

 

暗記量を増やして試験に合格することがあなたの本当の目的ですが、例えば、この英単語1000個を1週間で覚えることができたら、10万円をあなたにあげますと言われたどうでしょうか。

ただ覚えるだけで10万円ももらえるなら、何が何でも暗記しようという気になりますよね?この心理を利用すれば、集中力を高めることができ、今日はもう限界だと思っていた暗記量を増やすことができるでしょう。

 

目の前にニンジンをぶら下げられるとやる気が湧いてくる人は、これが達成できたらこれを買おう、ここに行こうという小さな目標を立てて取り組むと、自分の限界を超えて暗記量を増やすことができるので、目標をたてて暗記に取り組むことをおすすめします

計画の立て方次第で暗記量は必ず増やせる

 

目標を立てて勉強する時も、暗記量に限界を感じずに取り組むには、計画の立て方が重要です。一度に大量の情報を覚えようとすると、脳への負担が大きくなってしまい、限界を感じてしまいがち。

脳へのストレスを少なくするなら、1日の暗記量を減らすことがポイントです。先ほどと同じように、1000個の英単語を1週間で暗記するには、単純に計算すると約140個の英単語を毎日覚えなくてはいけません。

 

一度に140個と聞くと、本当にできるのかと心配になりますが、140個を1日の中でさらに分割すればいいだけのこと。

暗記時間は10分、時間内に覚える単語数は20個と決めておけば、1日に7回に分けて覚えれると140個の英単語を覚えられる計算になります。

 

注意しなければならないのは、制限時間内に絶対頭にいれるという意識を持って暗記をすること。人間は忘れていく生き物なので、意識をもって暗記しないと忘れるスピードも速くなりがち。

忘れないようにするためには、何度も繰り返して思い出すことが重要です。7回分の暗記ができたら、隙間時間を利用して、最初に覚えた20個を思い出すようにしましょう。

 

意味を忘れてしまった英単語は、ノートや暗記カードに書いたりしてメモしておき、次にくり返すときには、できなかった英単語のみを復習すると効果的

既に覚えているものはすぐに繰り返さなくても頭に入っているため、1日後、2日後、4日後と、思い出す日数に間隔があいても思い出せるか定期的にテストすると、最終的に暗記量を増やすことができ、記憶力をつけることができるのです。

 

1回に覚える量を減らし、思い出す量を増やせば、最終的な暗記量を増やすことができるでしょう。

参考:→忙しい社会人でも1日1時間で合格できる究極の勉強法

まとめ



























限界を気にせず暗記量を増やす方法

・暗記量を増やす方法その1 目標を立て、やる気を持って暗記しよう      ・暗記量を増やす方法その2 計画を立てて暗記しよう ・暗記量を増やす方法その3 細かく分けて暗記しよう

 

いかがでしたか?

もう限界だと思うことがあっても、ちょっと工夫するだけで暗記量を増やすことができるんです。覚えられる量をふやす方法はこちらの記事でも紹介しているので、読んでみてくださいね。
脳にやさしい暗記の仕方 覚えられる量を確実に増やす方法を徹底解説

 

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