効率的に学習するテクニック

暗記は動きながらがいいらしい 歩きながら学習で暗記力を高めよう!

 

机に向かって勉強するのが当たり前と思われがちですが、あなたは暗記は動きながらするのがいいということを知っていますか?

一言で暗記と言っても、たくさんの情報を覚えなければならない試験勉強において、同じ方法で暗記を繰り返しても飽きてしまいます。

 

暗記すること自体に飽きてしまっては、脳も新しい情報を吸収しようとしてくれません。というのも、脳は楽しいと感じることをインプットしやすいから。

いつもの方法で暗記するということを考えるだけで、退屈だと感じてしまうこともあるでしょう。また、同じ方法で暗記を繰り返していると眠くなってしまい、なかなか勉強が思うように進まないこともあるのではないでしょうか。

 

脳を暗記しやすい状態にするには、楽しく勉強に取り組める環境を整えることがポイント。机に向かって勉強しても暗記ができないなら、動きながら暗記するのがおすすめです。

暗記術を知っているのと知らないのでは、勉強の進みが圧倒的に違います。試したことのない暗記方法があるなら、一度試してみるのが一番!

 

今回の記事では、動きながら暗記するメリットについてお伝えしていきましょう。

動きながら暗記するのがいい理由

 

結論から言ってしまうと、動きながら暗記するのがいいのは、

動くことで脳が活性化され、暗記しやすくなるから。

 

酸欠状態になると頭がぼーっとしてしまい、新しいことを覚えようとしてもなかなか覚えることができません。というのも、頭がぼーっとした状態では、集中力を高めることができないから。

暗記をする時は、適度な緊張感を持った方が効率よく暗記することができます。「動く」という動作と「暗記する」という2つの動作を同時に行うには集中力が必要です。

 

読みながら、イメージしながら、寝ながら・・・など、暗記をする時の「ながら勉強」は、一方向からだけではなく、別の角度からも脳に刺激を与えることができるので、組み合わせ方次第で集中力を高め、暗記効率を上げることができると言えるでしょう。

また、動きながら暗記すると筋肉が刺激されて血流が良くなり、脳への酸素供給率が上がります。血流のよくなった脳は、発想力、想像力、記憶力が向上するため、結果として脳が活性化され、効率よく暗記することができるというわけです。

 

では、動きながら暗記するには、どのような方法があるのでしょうか。

動きながら暗記する方法 ー歩くー

 

動きながら暗記するといっても、脳が酸欠状態になるような過度な運動は、暗記効率を上げるには逆効果

アメリカの研究チームが「運動による記憶力強化の限界」をマウスを使って調べたところ、普通のマウスの3倍もの距離を自ら走るマウスは、普通のマウス以上に迷路から抜け出すのに時間がかかったとのことです。

 

普通なら、よく走るマウスは運動によって記憶力が強化されるため、空間認識能力が高まるのですが、よく走るマウスは、ストレスホルモンのコルチゾールの血中濃度も、普通のマウスより高かったという研究結果があるようです。
参照:物覚えの悪い人が知らない記憶のカラクリ

動きながらの暗記でも、脳に適度な刺激を与えて暗記効率を高めるには、マラソンのような激しい運動ではなく、歩きながら暗記するのがいいでしょう

 

では、具体的に歩きながらどんな方法で暗記をすればいいのでしょうか。

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部屋の中を歩きながら暗記する

 

いきなり動きながら暗記するといっても難しいと思うので、まずは机から離れてみるところから始めてみるといいでしょう。

部屋の中をぐるぐると歩きながら文章を覚えたり英単語を覚えたりする方法は、「動きながら暗記」を簡単に実践することができます。

 

ポイントは、いかに効率よく暗記できるかを考えること。暗記する時に本を目で追ってインプットしたら、声に出してアウトプットして確認するといいでしょう。

耳からもアウトプットした情報を確認することができ、動くことによって筋肉や神経も刺激され、暗記効率を上げることができます。

 

自分なりの方法で、リズムをとりながら、替え歌にして歌いながらなど、歩くこととアレンジして暗記するのもいいでしょう。

また、動きながら暗記しているので、睡魔に襲われても動き続けることによって眠気を覚ますことができます

 

覚えてから歩くと記憶に残りやすい

 

アメリカのイリノイ大学の短期記憶に関する研究によると、6秒間表示される名詞30単語を覚える実験で、

Aグループ 歩く→覚える→歩く→確認テスト
Bグループ 写真を眺める→覚える→写真を眺める→確認テスト

という方法を試したところ、歩く方法で覚えたAグループの方が、Bグループよりも25%良い結果が得られたとのこと。

 

覚えた後の結果は変わらないとのことなので、覚えてから歩く方が暗記しやすいということが言えるでしょう。
参考:暗記はイスでするな!たった10分歩くだけで、記憶力は25%も向上する

一度覚えられたからと言って満足せず、継続して続けることが脳に記憶を定着させるには必要不可欠。何度も繰り返して復習することを心掛けましょう

 

参考:勉強が大の苦手だった私が、国際会議に出れるほどの英語力を手にした秘密を全て話そうと思う

まとめ



























動きながら暗記するメリット

・動きながら暗記のメリットその1 筋肉と神経を刺激し、脳を活性化できる   ・動きながら暗記のメリットその2 血流が良くなって記憶力が向上する ・動きながら暗記のメリットその3 眠くなるのを防ぐことができる

 

いかがでしたか?

部屋の中で歩きながら暗記するのに慣れてきたら、やり方を工夫して通勤・通学の移動中にも応用できそうですよね。自分に合った工夫をして、効率よく暗記できる方法を探していきましょう。

参考:→忙しい社会人でも1日1時間で合格できる究極の勉強法

 

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