時間がないのに覚えることがありすぎる!ということはありませんか?早く記憶する方法が分かれば、すぐにでも試してみたいですよね?
しかし、そのような場面になってから早く記憶する方法を知ったとしても、すぐにその技術を使うことはできません。
というのも、テクニックというのはトレーニングによって身につけられるものだから。どのような場面になっても困らないように、記憶のテクニックを身につけるトレーニングを今すぐ始めた方がいいでしょう。
そもそも、早く記憶する方法を身につけようとする前に、確実に記憶する方法を身につけなければなりません。基礎を知らなければ、応用することはできないですよね?
今やっている方法で記憶できないと感じているのではれば、あなたの勉強法はまちがっているということ。
今回の記事では、早く記憶する方法を身につけるために、1回で確実に記憶できるテクニックをご紹介していきましょう。
脳の仕組みを理解するのが早く記憶する方法
早く記憶する方法を身につけるには、まず記憶の仕組みを理解する必要があります。結論から言ってしまうと
脳は、楽しいと感じなければ覚えようとしてくれません。
辛いと感じることはやりたくなかったり、後回しにしたいと思ってしまいますよね?覚えなければならないからといって無理に覚えようとしても、なかなか覚えることはできないもの。
人間の脳は、ストレスを感じるとコチゾールというホルモンを分泌します。コチゾールの濃度が高くなってくると、記憶をつかさどる海馬に影響を与え、記憶しづらい状態になってしまうのです。
つまり、脳がストレスを感じると覚えられなくなるという特性があるのなら、脳をリラックスさせる状態にし、楽しく覚えられる方法を考えた方が効率よく記憶することができるでしょう。
では、ストレスなく記憶する方法には、どんな方法があるのかご紹介していきましょう。
早く記憶する方法は覚え方に工夫をすること
努力しているのに覚えられないのは、努力の方向が間違っています。早く記憶する方法のポイントは、覚え方に工夫をすること。
努力が辛いと感じるなら、脳がストレスを感じて覚えられない状態になってしまっているたので、あなたが今まで続けてきた覚え方には工夫が必要です。
試験で必要とされるのは、覚える力ではなく思い出す力ですよね?というのも、答案を解いていくときには、自分が学んだことをどれだけ早く思い出して答案用紙に記入できるかが重要だから。
とはいえ、まずは覚えなくては思い出すことができません。早く記憶するために重要なことは、覚える時に思い出しやすい形にして覚えるということ。
例えば、長い文章を一度に全部覚えることは難しいですが、文章をいくつかに区切って覚えると、記憶を整理しやすくなります。
ポイントは、何度も繰り返すこと。人間の記憶には、大きく分けると「短期記憶」と「長期記憶」という2種類の記憶があり、脳が必要な情報と判断したものは、長期記憶として定着されます。
一方、脳が必要な情報と判断しないものは短期記憶に分類され、時間の経過とともに忘れてしまい、記憶に定着させることができません。
つまり、脳に必要な情報と判断させるには、何度も何度もその情報を繰り返すことが必要なのです。
覚えるときに記憶に残りやすい形で覚えておけば、あとは覚えたことを忘れないよう努力するだけ。人間は忘れていく生き物なので、意識して思いだしたり復習を怠ってしまうと、せっかく覚えてもしっかりと記憶に定着させることができません。
思い出す力を鍛えるにもコツが必要なので、興味のある人はこちらの記事も読んでみてくださいね。
→暗記力が悪いのは思い出すのが苦手なだけ 記憶力を鍛えて暗記を征す!
集中力を高めるのが早く記憶する方法
脳を楽しませるのが早く記憶する方法とお伝えしましたが、脳が楽しく覚えられる状態にするには集中力も必要。
子供がゲームに夢中になると、時間が経つのも忘れてゲームに没頭していまいますよね?夢中になって取り組んだものほど、しっかりと記憶することができるのです。
集中力をつけるためのポイントは、覚えようとすることに興味を持つこと。好きになることができなければ、結局脳はストレスを感じてしまうため、覚えたいことがあるならまず興味を持ちましょう。
なぜそのような答えになるのか、どうやったらその回答になるのかという観察力を持つことができれば、自然と集中力をつけることができ、記憶するスピードを上げることができるのです。
参考:暗記は集中力が全て! 確実に暗記する為の集中力習得方法を徹底解説
まとめ
早く記憶する方法・早く記憶する方法その1 脳がストレスを感じない方法で覚える
・早く記憶する方法その2 覚えやすい形で覚え、思い出す訓練を重ねる
・早く記憶する方法その3 集中力を高める
いかがでしたか?
覚えるときの工夫次第で、脳に与えるストレスを軽減し、長く記憶に残すことができるのです。早く記憶できる方法習得のために、まずは確実に暗記できる方法を身につけていきましょう。