脳の仕組み

睡眠は記憶の整理と定着の時間 睡眠と勉強の関係を理解して記憶力を高めよう

 

大切な試験が迫っていると、つい睡眠時間を削って勉強してしまいますよね?記憶の整理ができている人は、制限時間内に覚えた知識を早く引き出すことができるため、記憶力を鍛えれば落ち着いて試験に臨むことができるもの。

しかし、いくら睡眠時間を削って記憶の整理をしようとしても、覚えたことをしっかりと記憶に留めておく効果はあまりないということを知っていますか?

 

記憶力を高めるためには、ただ時間をかけて勉強すればいいという訳ではないのです。というのも、脳が疲れた状態で勉強し続けても、効率よく覚えることができないから。

記憶のテクニックを身につけていても、脳のパフォーマンスを最高の状態に保つことができなければ、試験に勝つことはできません。

 

記憶を整理するためには、しっかりと睡眠をとって、脳を休ませることが重要なのです。

今回の記事では、睡眠のメカニズムを理解し、質の高い睡眠を取って学習効果を上げる方法についてお伝えしていきましょう。

睡眠時間中に記憶が整理されるしくみ

 

結論から言ってしまうと、睡眠時間中の記憶の整理は、レム睡眠中に行われているということ。

 

睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があり、この睡眠時間中に記憶の整理と定着が行われています。ノンレム睡眠とは深い眠りのことで、脳を休める睡眠時間のこと。ノンレム睡眠中はぐっすり寝ている状態なので、脳も活動を停止しています。

一方、レム睡眠とは浅い眠りのことで、体を休める睡眠時間。体は休んでいますが、脳の一部は起きている睡眠状態です。

 

眠りにつくと、まず深い眠りのノンレム睡眠に入るのですが、人間は90分単位でレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返しており、75%はノンレム睡眠、25%はレム睡眠の状態と言われています。

冒頭でもお伝えした通り、脳が疲れた状態にあると記憶する力が弱くなってしまうもの。脳を完全に休めるノンレム睡眠の時間を長く確保できなければ、脳のパフォーマンスを上げて記憶力を高めることはできません。

 

また、睡眠には「記憶の整理の時間」と「記憶の定着の時間」があり、脳の一部が起きているレム睡眠中に記憶の整理、脳が休憩しているノンレム睡眠中に記憶の定着が行われています。

レム睡眠もノンレム睡眠も、記憶の整理と定着のためには必要な時間ということがお分かりいただけるでしょうか。

 

つまり、睡眠時間を削った勉強は、最も効率の悪い勉強ということになってしまうのです。

 

ハーバード大学の研究によると新しい知識を定着させるには、最低6時間以上の睡眠が必要ということなので、学習効率を上げるためにも、しっかりと睡眠時間をとることを意識しておきましょう。

参考:記憶が定着する睡眠時間 最低睡眠時間を知って、勉強効率を上げよう

質の良い睡眠時間が記憶の整理と定着を促す

 

睡眠時間を確保してしっかり眠ったはずなのに、どうも眠くなるといったことはありませんか?記憶の整理と定着は、質の良い睡眠が必要なので、しっかり眠ったはずなのに眠気を感じることがある人は、睡眠の質を改善する努力が必要です。

質の良い睡眠時間にするためには、脳がリラックスできる状態にしなければなりません。というのも、脳が覚醒した状態ではなかなか眠りにつくことができないから。

 

良質の睡眠がとれないと、ストレスホルモンが過剰に分泌されてしまい、脳を完全に休ませることができなくなってしまいます。

そのため、睡眠時間前には脳を休ませる工夫が必要なのです。では、脳をリラックスさせるためにできることを、いくつかご紹介していきましょう。

入浴時間とお湯の温度に注意する

なかなか眠りにつけない人は、体温調節がうまくできていないのかもしれかせん。というのも、人間は体温が下がってくることで自然な眠りにつくことができるから。

入浴して脳も体もリラックスさせることは、質の良い睡眠を確保するためには必要ですが、暑すぎる温度のお湯は体温を上昇させてしまうので避けた方がいいでしょう。

 

理想的な温度は38度から40度のぬるま湯。寝る直前に入浴すると、なかなか体温を下げることができないので、入浴は就寝の1時間ほど前にすませておくといいでしょう。寝る直前に入浴すると、なかなか体温を下げることができないので、入浴は就寝の1時間ほど前にすませておくといいでしょう。

睡眠前にはスマホを見るのを控える

 

ベッドや布団に横になると、ついスマホを見てしまう人も多いと思いますが、パソコンやスマホのブルーライトは、脳を覚醒させてしまうため、睡眠前にブルーライトの光を見ることはやめましょう。

寝る3時間前にはブルーライトを避けると、質の良い睡眠を確保することができます。

 

また、オレンジ色の光を浴びるとよく眠れるという研究結果もあるため、寝室はオレンジ色の光の照明にするのもおすすめです。

 

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睡眠前に水を飲んでから寝る

 

深い眠りにつくためには、睡眠中にもしっかりと汗をかいて体温を下げることが効果的。水分が不足していると汗をかくことができないため、睡眠前にはコップ1杯の水を飲んでから寝るといいでしょう。

冷水を飲んでいきなり体を冷やそうとすると脳が覚醒してしまうので、水は常温のまま飲むのがおすすめです。

参考:→忙しい社会人でも1日1時間で合格できる究極の勉強法

まとめ


























睡眠の質を確保するのに必要なこと

・睡眠の質を確保する方法その1 脳にストレスを与えない  ・睡眠の質を確保する方法その2 体温調節をうまくする ・睡眠の質を確保する方法その3 睡眠前にブルーライトを見るのをやめる


いかがでしたか?

睡眠の質を上げることが、記憶力の向上にもつながっているのです。睡眠前に意識すべきことをお伝えしてきましたが、実は睡眠時間にも学習効果を高めることができるのです。

興味のある人は、こちらの記事も読んでみてくださいね。
睡眠学習の暗記の効果がすごい 睡眠時間を利用した勉強法を教えよう

 

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