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暗記力低下の原因は年齢ではなかった! 記憶力を鍛える方法を一挙公開

 

今回の記事では、暗記力と年齢の関係について解説していきます。暗記力の低下は年齢のせいとあきらめている人も多いのではないでしょうか?

結論から言ってしまうと、暗記力は年齢が原因で下がることはありません。実際、全く関係のない仕事をしていた人が、67歳で司法試験に合格したという事実があります。

 

この事実がある限り、暗記力低下の原因を年齢のせいにすることはできません。

暗記力はいくつになっても鍛えることができます。その方法を網羅しているのが暗記術。暗記のコツさえつかんでしまえば、年齢は関係ないんです。

 

あなたの暗記力は、今からでも鍛えられます。ただし、1つの方法だけを続けていても、満足のいく結果につなげることはできません。

年齢が原因で低下したと思っていた暗記力を呼び覚ます方法を、ご紹介していきましょう。

なぜ暗記力低下は年齢のせいと思ってしまうのか

 

暗記力低下の原因は年齢ではありませんが、子供の頃と比べて覚えが悪くなったと感じることもありますよね?

では、なぜ子供の頃は苦労することなく暗記できていたと思いますか?それは、子供が大人ほど長く生きていないからです。

 

年齢と記憶した情報量は比例しています。情報量が多くなると、記憶した大量の情報の中から欲しい情報を引き出すことが難しくなってくるもの。

少し前のことを思い出せないと、もう年だからしょうがないと思い、記憶力が低下したと思うこともあるのではないでしょうか。

 

大人であろうが子供であろうが、物忘れをすることはあります。事実、エビングハウスの忘却曲線でも示されている通り、人間は忘れていく生き物。

覚えた情報は、1日後には60%以上忘れてしまいます。大人も子供も関係なく、時間が経てば自然と忘れてしまうので、忘れないようにする工夫が必要。

 

では忘れないようにするためには何をすればいいと思いますか?

そう、復習です。何度も繰り返して忘れないようにすることこそ、暗記力を維持するポイントなのです。

 

子供の頃は何でも暗記できたというのは、何度も繰り返して覚えたり、思いだしたりしていたから。学校から出される宿題も、授業で習ったことを忘れないようにするためのものでしたよね?

あなたが暗記力が低下したと感じたのは、年齢のせいではなく、子供の頃ほど繰り返す時間や思い出す時間が減ってしまったから。

 

大人は子供以上に多くの情報が脳内に蓄積されているため、子供の頃より復習の回数を増やさないと記憶したことを思い出せなくなってしまうのです。

では、子供の頃のような暗記力を呼び覚ますには、どのような方法で覚えていけばいいのでしょうか。

暗記力に年齢は関係ない!大人に足りないものとは?

 

暗記力は年齢を重ねることで低下はしませんが、低下した暗記力を呼び覚ますには、子供の行動から学ぶのが一番。

子供は、記憶を定着させる行動を無意識に行っていることが多くあります。例えば、好きなアニメのキャラクターを覚えるとき、友達よりもたくさん覚えようと夢中になったりしますよね?

 

知りたい、覚えたいという意識を持って暗記したことは、脳にしっかりと記憶されます。暗記するという行動自体に苦手意識を持つのではなく、まずは暗記するものに対して興味を持ちましょう。

ワクワクを感じると、脳の海馬からシータ波という脳波が放出されます。シータ波が放出されると、脳が活性化されて記憶しやすい状態になるのです。

 

毎日の生活の中でも、観察力を持って疑問を自分の力で解決するようにすると、暗記力を鍛えることができるでしょう。

脳を刺激する覚え方

 

積極的に覚えようとする姿勢も重要なポイント。試験に合格するためには、明確な目標を持ち、脳に刺激を与え続けることが重要なのです。

というのも、脳の海馬を刺激する回数が減ってしまうと、記憶する力も弱くなってしまうから。年齢が若ければ経験が少ないため、感動して脳を刺激する回数も多いですよね?

 

しかし、年齢とともに経験数が増えてくると、ちょっとしたことでは感動しなくなってしまうため、海馬を刺激する回数が減ってしまうのです。

結果的に、海馬に与える刺激が減ると、暗記力も弱くなってしまうため、暗記力の衰えは年齢のせいと思われがち。

 

脳を若い状態に保つことができれば、暗記する力も保つことができるので、勉強をするときにも脳を刺激することを意識して勉強していくといいでしょう。

参考:最強の記憶力トレーニング方法 効果的に記憶力を強化させる方法を徹底解説

暗記したことはすぐアウトプットする

 

結論から言ってしまうと、年齢に関係なく確実な暗記力を手に入れる一番の近道は、アウトプットする回数を増やすこと。

説明する人がいなければ、自分自身に説明するといいでしょう。というのも、声に出して自分の言葉で説明することで、暗記したことを脳に記憶することができるから。

 

インプットした情報をそのままにしておいても、時間と共に忘れていくだけ。確実に暗記したいなら、覚えた情報をすぐにアウトプットすることを習慣にすると、記憶しやすくなるでしょう。

大人でも効率よく暗記する方法は、こちらの記事でも紹介しているので読んでみてくださいね。
大人でもできる暗記方法 社会人でも確実に暗記する方法を教えよう!

まとめ


























年齢が暗記力低下の原因ではない理由

・暗記力と年齢の関係その1 年齢と共に繰り返す回数が減っている ・暗記力と年齢の関係その2 年齢と共に脳に与える刺激が減っている ・暗記力と年齢の関係その3 年齢と共にアウトプットする回数が減っている

いかがでしたか?

年齢に関係なく、「自分はできる」という意識を持って勉強することが暗記効率を上げるコツ。いくつになっても学ぶ意欲さえあれば、試験合格を目指せるのです。

 

最短で合格を目指し、効率よく勉強に取り組んでいきましょう。

参考:→忙しい社会人でも1日1時間で合格できる究極の勉強法

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