「試験前日の夜。勉強することは山ほどあるのに、集中力が続かず、気づいたら部屋の掃除をはじめてしまって全然勉強できなかった」・・・、なんて経験ありませんか?
やらなくちゃいけないとわかっていても、どういう訳か他のことが気になってしまい、集中して勉強できないことってあるんですよね。
でも、勉強しない限り試験を突破することはできません。集中力が続かないなら、きちんと原因を究明して学習環境を整える必要があります。
今回の記事では、短時間で内容の濃い勉強をするための、集中力の高め方についてご紹介していきましょう。
集中力が続かない原因は?
SNS、マンガ、友達からの誘い・・・試験が近いのはわかっているけど、集中力が続かない原因を上げるとキリがありませんよね。
一時の楽しみを取るか、試験突破を取るかはあなたの行動で決まるのです。
結論から言ってしまうと、試験勉強の集中力が続かない原因は、
やらないということを決めていないから。
机の周りに誘惑するようなものが置かれていたら、必ず気になって見てしまいます。
例えば、スマホ。SNSで友達がどんな投稿をしているか見てしまったり、メッセージが届いたら気になってメールを開いてしまいませんか?
また、近くにマンガや雑誌が置いてあれば、読むつもりはなくても手に取ってしまう可能性はありますよね。
勉強を始めたら、誘惑を誘うようなものは机のまわりに置かないことが大前提。集中力を高めるためには、誘惑を誘うようなものは見えないところにしまっておきましょう。
集中力が続く勉強の仕方
いくら試験勉強に集中しなければいけなくても、続けて何時間も勉強していては、集中力もやる気も続きませんよね。
休憩をしっかりとり、勉強する時間と休む時間のメリハリを意識して学習計画を立てることが必要です。
集中力を保って勉強するには、「ポモドーロ・テクニック」という方法を用いるのがおすすめ。
これは、短時間で集中して作業することを繰り返すことによって、集中力を高めることができるトレーニングです。
トレーニングは、下記のような方法ですることができます。タイマーを使うので、準備しておきましょう。
- タイマーを25分にセットする
- 25分集中して勉強する
- タイマーが鳴ったら5分休憩をする
- 勉強と休憩を4回繰り返したら30分休憩をとる
簡単ですよね。
ポイントは、25分で終わらなかったとしても、必ず休憩をとること。あと少しで終わるからといって、勉強を続けてはいけません。
「やるときはやる」、「休むときは休む」の切り替えが重要です。タイマー一つで簡単に試すことができるので、やってみるといいですよ。
→【必見!】確実な記憶力を最短で身につける方法はこちらをクリック!
休憩のとり方
休憩時間の使い方も、集中力を高めるためには重要です。
25分間集中して使った脳の疲れを少しでも回復させるには、目と脳を休ませること。ものを見ることによって脳は働いてしまうので、5分休憩のときには目を閉じて休むのがいいでしょう。
また、30分休憩のときには、コーヒーを飲んだり糖分をとったりして、試験勉強に効果的な栄養を摂るのもおすすめ。
さらに、運動をするのも効果的。脳への血流をよくするためには、下半身を使った運動をするといいでしょう。運動によってアドレナリンが分泌されると、身体と脳が活性化され、集中力を高める効果があるんです。
参考:暗記力を高めるには運動をすべき! 筋トレ直後は暗記効果が上がる?
集中力低下の大敵は睡眠不足
試験か近いからと言って、睡眠時間を削って勉強しても集中力は続きません。というのも、眠気を感じるのは脳が疲れを感じているサインでもあるから。
眠い目をこすって勉強しても、集中力が低下しているせいで内容も頭に入ってこないので、睡眠はしっかりととるようにしましょう。
人間の脳は、睡眠中に記憶の整理と定着を行っているため、睡眠時間が足りていないと、せっかく集中して勉強したことも記憶に残らなくなってしまうんです。
しっかりと勉強したことを記憶に残すには、6時間以上の睡眠時間を確保することをお勧めします。
試験が迫っていて6時間以上睡眠時間がとれない場合は、20分ほど仮眠をとってから勉強するといいでしょう。
仮眠をとることで一旦脳を休まることができるので、集中力を保って勉強することができますよ。
20分で起きられるかどうか不安な人は、アラームに頼るだけなく、コーヒーを飲んでから仮眠をとるといいでしょう。
コーヒーには覚醒作用があり、その効果は飲んでから約30分で効いてくるので、寝過ごしを防ぐことができるのです。
効果的な仮眠のとりかたについてはこちらの記事でも紹介しているので、興味のある人は読んでみてくださいね。
→暗記は仮眠をとると効果アップ!? 仮眠をとって記憶の整理をしよう
まとめ
集中力を持続させる方法・集中力を持続させる方法その1 やらないということを決める
・集中力を持続させる方法その2 時間を区切って勉強する
・集中力を持続させる方法その3 6時間以上の睡眠時間を確保する
いかがでしたか?
集中力を妨げる原因を取り除き、最短で試験合格を目指していきましょう!